オフィス業務用本棚、書類棚、ファイル棚、収納棚の、オーダー設計のポイント。

業務用オフィス用本棚、ファイル収納棚は、作業効率と、スペース効率を求めた、オーダー(特注)設計で。

オフィスなど、職場での書類用棚に求められるのは、何と言っても、『作業効率』に尽きます。
きちんと書類整理が出来る機能性に加え、限られたスペースを有効利用に、かつ仕事の能率が上がるような工夫が、必要になってきます。
以上の事を考えると、市販の業務用家具では、限界があるのです。
各会社によって、必要なサイズ、用途、設置するスペースは様々。
それに対応できるのは、やはりオーダー家具でしかありえません。
そして、デザインはやはりシンプルな家具をおすすめします。

ドア付きの、業務用本棚、書類、ファイル棚の、製作例と設計ポイントの解説。

業務用本棚、オフィス等で使う業務用本棚、書棚、ファイル棚は、本や、収納する書類、ファイルの大きさで、各段の高さを決めて行くことが、もっとも無駄のない、効率的な収納となります。
各段の、高さ(内寸高さ)は、オーダー家具で、本棚や、ファイル棚を作る場合、位置指定することも可能です。
一般的な、本棚の場合の様に、棚ダボ穴による、稼働棚も可能ですが、業務用で、決まったサイズしか収納しないのであれば、無駄なく、本、又は、ファイルの上部隙間を、例えば、10mmなどという風に指定し、製作することも可能です。
又、「位置指定稼働棚」とし、将来のために、その位置から、上下に。各、2づつぐらいの、ダボ穴をあけておく事も可能です。
ダボ穴間隔も、例えば、」25mm、50mmなど、自由にできます。
(ただ、10mmなど、ごく小さな、間隔は、ダボ穴がぶつかってしましますので、その場合は、ステンレスなどの、棚板レールを付けることもできます。)
この例のように、ドア付きの製作も可能です。

業務用の、オーダー(特注)棚の設計で、出来ることを、考えてみます。

  1. 幅、奥行き、高さの、外寸が、ミリ単位で、設計できる。
  2. 棚の、縦の中仕切りについて、指定ができる。

    例えば、縦、3ツ割、4ツ割りなど、設計は自由。

  3. 縦割りのスパンは、細かい方が使いやすいが、コストは、高くなってしまう。

    ブックエンドなどで、調整も可能だが、仕事で使うには、細かくした方が、使い勝手はよく、仕事効率は、アップする。

  4. 内寸奥行について。

    内寸も、無駄が出ないようにしたい。
    内寸は、収納ファイルや、本などに、プラス、5mmもあれば十分である。
    従って、外寸は、そこから割出し、背板部分をプラスすれば、外寸が決まる。

  5. 各棚段の、内寸高さについて。

    各棚段の、内寸は、自由に設定できる。
    全体外寸の高さを、どの位にするかにもよるが、収納本の高さプラス、上10mm程度、プラス、棚板暑(例えば、18mm)などと決めていった方がいい。

  6. 棚板1枚の耐荷重と、スパン割りについて。

    本や、ファイルは、収納物の中でも、最も重い部類に入ります。
    棚板1枚の、耐荷重は、棚板1枚の、幅寸法(棚の縦スパン)と、棚板の厚さにより、異なってきます。
    あまり、幅の広い棚板は、たわんでくる恐れがありますので、設計上、1スパンをどの位の幅にするか、決めてください。
    今までの経験上、棚板1枚の幅(つまり、1スバン)は、18mm厚の、棚板として、600mmi以内ぐらいが、適当です。
    その場合、A4の本をびっしり並べると、約、7Kgとなりますので、一応の目安としてください。
    10㎏以内であれば、幅、600の棚板でも、大丈夫でしょう。

  7. 本棚、ファイル棚は、業務用で、ドア付き棚で、設計できます。

    外部の人に、収納書籍や、ファイルのタイトルを、内容を、あまり知られたないのであれば、ドア付きにすべきかと思います。

  8. 場合によっては、ドアに鍵付きも考えてみる。

    特定の人以外に、触られたくない、内容を見られたくないのでしたら、ドアに鍵を付けることも考えてください。
    オーダー(特注)で、鍵を付ける事は、そう難しい事ではありません。
    又、複数のドアがある場合は、別々の鍵の設置、すべてが開く、マスターキーのセットも可能です。

病院用ファイル専用棚・GT-010病院用ファイル専用棚・オープン・GT-010

オフィス用、業務用本棚の、シンプルなオープン棚の、オーダー家具設計。

この、本棚、ファイル棚の例は、同じもの3連結+細い多目的棚を、右端に1台付けた特殊な構成になっています。
連結部分は、工場であらかじめ、前面がきれいに揃うように組み立て、連結ビスを付けて出荷しています。
市販の本棚、ファイル棚では、連結が出来ないため、設置時に前面が事例に揃わない場合があります。
オーダー家具なら、そのあたりの細かい気配りをしつつ、製作、出荷出来ます。

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書類棚、ファイル棚の右に、既存本棚の上乗せ棚をセットした製作事例。

欲しい家具は、会社によってそれぞれ。業務用となると、ご家庭で使われている家具とは違い、
収納量が多く、それなりにスペースが必要となります。
少しでもスペースを無駄なく、有効利用するために作られたのが、こちらの業務用書類棚。
右の、上乗せ棚は、下の既存棚の上乗せ棚、上置き棚です。
奥行きも、既存の棚に、ぴったり合わせた設計です。
オープン棚ですので、どこに何があるかを一目で把握でき、
出し入れもスムーズに行えます。
ひとつひとつ大きさの違う10個の収納スペースで、様々なファイル、書類等と、雑多な物を入れる、多目的収納スペースとして活用します。
オーダー家具では、個々の会社のニーズに合った家具を製作いたします。、

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業務用収納棚、本棚、ファイル棚として、システム壁いっぱい、天井いっぱいの、オーダー家具を設計する。

システム棚として、オフィスに、天井までの、業務用家具を、オーダー(特注)設計」。
この、業務用家具は、壁いっぱい、天井いっぱいの大型システム家具として設計しました。
大きさは、幅=3,600×奥行き=450×高さ=2,500mmの組み合わせ設計です。
構成は、各棚幅が、左棚;1,350mm、中央棚:1,350mm、右棚;900mmの構成です
各棚は、天井までの設計ですので、上下2分割として、上下は、ビスでつなぎました。
左右も、ビスでつなぎますので、上下左右で、合計、6台の繋ぎ合わせの家具です。
天井までの高さのある家具ですので、安全のために、背板を後ろ壁に固定し、地震対策としてあります。
右棚は、ハンバーパイプ付きとし、洋服を掛ける事が出来るようにしました。
左と、真ん中の棚の、各スパン(棚板幅)は、450mmとし、本棚、書類、ファイル棚として、使いやすくしてあります。
つまり、本を、収納して、ブックエンドがなくても、倒れにくいスパンという事です。
上部の各ドアは、つまみが付いていますが、ドア下を、10mmほど伸ばし、つまみなしとする事も可能です。
下棚のドアも、マグネットプッシュドアにすれば、つまみなしにする事もできます。
もちろん、鍵付きにする事もできます。 

壁いっぱいの、業務用システム棚で、業務の効率化をはかる。GT-012-50.jpg壁いっぱいの、業務用システム棚で、業務の効率化をはかる。GT-012B-45.jpg

ローボドタイプの、ドア付きファイル棚、オーダー(特注)製作例。

この例は、ローボードタイプの、連結の、ドア付きファイル棚です。
全体幅は、壁いっぱい、3,400mmの、ぴったりジャストサイズ。
高さは、圧迫感の無い、1,200mmとなっており、奥行きは、あまり無駄がない、400mmの外寸となっています。
カラーは、落ち着いた木目で統一となっています。

事務所用ファイル棚、本棚は、オーダー家具で作ると、何が違うGT-013

上下セットの、両開き棚×4台構成の、業務用、ファイル、書類専用棚です。

この業務用書類棚も、壁いっぱい、天井いっぱいの設計です。
少し見にくいですが、幅は、600mmスパンで、両開きドアの、4台の横繋ぎ、高さは、1,200mmの
上下繋ぎ、天井まで、2,400mmの高さの構成です。
つまり、上下左右、8台のビスつなぎ、システム、業務用家具となります。
ここでは、ドアはすべて、つまみ無しとし、マグネットプッシュドアとしました。
上下の高さを同じにしたのは、デザイン上、美しく見えるのと、使い勝手の面から、この様な、デザインとしました。

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作業場の、すき間空間を埋めて、業務用の収納棚としました。

作業場用の、業務家具として、中途半端な隙間を埋め込んだ、天井までの隙間棚です。
今まで、無視されてきた、狭い空間を、仕事の収納棚として、すき間を生かせるようにしました。
天井には、梁があり、実際には、梁下いっぱい、すき間いっぱいの、業務用収納棚となります。
この様に、わずかなすき間を見つけて、収納棚を設置し、スペース効率を上げるのは、とても大切な事です。

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窓枠下にぴったりサイズの、ファイル棚の、オーダー(特注)製作事例。

オフィスの窓下に、すっきり、ぴったりサイズの、ファイル収納棚です。
設計のポイント、こだわりは、つぎのとおりです。
(各数値は、この例の場合です、実際には、ファイルボックスなど、それぞれ実測が必要になります。)

  1. 外寸高さ、内寸、のこだわり。

    条件は、窓枠下にぴったり収まるサイズであることが条件です。
    内寸は、ファイルボックスの高さが、260mmであるところから、上部すき間を、20mm取って、
    内寸は、280mm×2段=586mm
    それに、板の厚み、上から、テーブル天板、天板、中間棚板、底板、各18mmと、巾木高さ=40mmを加え、
    外寸は、698mmが、必要外寸となります。
    実際には、もう少し余裕を見て、窓枠下から1センチ下がった所に天板が来るように、高さ設計しました。

  2. 外寸奥行きのこだわり。

    外寸奥行きは、A-4の、ファイルボックスと、左の、透明引き出しケースに合わせてあります。
    実際には、内寸が、ファイルボックス、透明引き出しケースとも、320mmなので、
    317mm+10mm(余裕)=328mmの内寸、プラス、背板部分。13mmを加えて、外寸は、341mmという寸法になります。

  3. 外寸幅のこだわり。

    外寸幅は、自由な設定が出来ます。
    ここでの事例は、700mmを、2台つないで、1,400mmの外寸としました。
    後で、1台づつでも、使える様、別々に分かれる設計としました。

これで、スペースに少しの無駄も出ない、仕事場には最適の設計となりました。

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これも、窓枠下に、設置するローボードのファイル棚で、ドア付きの、事務所棚です。

この製作事例の場合、注目は、高さです。
窓にブラインドが下がっていますので、それに当たらない高さとしてあります。
ドア付きですので、内部の、ファイルや、書類、本などを隠して収納したい場合の製作事例です。

変則ドアサイズの、事務所用、オーダー(特注)収納棚。

右棚は、ドアサイズを変則にして、一番下に、オープン部を設けました。
ここには、カバンなど、一時置きスペースとし、残りは、ファイル、書類用の、ドア付き収納棚となっています。
左右で、高さが違います。
業務により、一番使いやすい高さで、オーダー(特注)製作しています。

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天井部分に、隠し板を付けた、事務所用、オーダー(特注)収納棚。

天井部分の、配線、配管を隠す板を、上部に設置した、業務用収納棚です。
天井部分に、むき出しになっていた配線、配管を隠す板を、特別オーダーで取り付けた、事務所用の、多目的収納棚です。
仕様としては、目的別にスペースを作り、ドアを3枚、上部に隠し板という構造です。
事務所、オフィスの上部に配管、配線がむき出しになっているのが、以前にょり気に掛かっていました。
そこで、次の目的で、オーダー(特注)収納棚を設計しました。

  1. 事務所内に、簡単な、扉付きの、洋服ハンガーが必要だった。

    ドアの内部、1枚を、ハンガーパイプにする事で、解決。

  2. 事務用品の、整理の都合上、3つの区画を作り、それぞれに、ドアを付ける。

    扉内部は、書類、本なドアを、多目的で収納したい。

  3. 最上部は、目隠し板のみとしたい。

    最上部には、ボックス型の、棚は設置できなかったので、目隠し板のみとした。

  4. 高さは、天井までのぴったり寸法が希望。

    大きさ、各詳細は、図面を書いてもらい、確認する。

以上が、今回のオーダー(特注)事務所棚の目的です。
もちろん、幅、奥行き、高さとも、指定寸法で、ミリ単位での製作が、目的です。
最終確認は、CAD図面を書いて、現場確認をする事としました。
この要件で、見事、むき出しになっていた配線、配管を隠すことが出来、収納も片付き、一石二鳥となりました。

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天井までの、両開きドアを、業務用棚で製作。下棚は、洋服ハンガー付き。

天井までの高さサイズで、洋服ハンガー付きの、業務用棚を作成。
下棚は、右に、ハンガーパイプを付け、両開きタイプの、2枚ドアとなっています。
ハンガーは、この家具の奥行きに制限があるため、縦に取り付け、奥へ重ねて洋服を収納する仕様としました。
上棚は、残りの高さを、両開きドア棚とし、天井までの高さとしました。

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事務所内の間仕切りを兼ねた、洋服ダンス付きの、オーダー(特注)業務用事務所棚です。

この製作事例は、間仕切りを兼ねて、収納棚を作ったものです。
家具が、事務所間仕切りを兼ねているので、使い勝手、事務所レイアウトを自由に考えることが出来ます。
大きさは、天井までの、間仕切りとなり、収納力も大きく、多目的に使えます。
上棚、天井部分の棚にも、ドアが付いており、ここの収納力は、大きいものがあります。
天井部分の棚は、意外と活用範囲が広いといえるでしょう。
又、雑然としがちな、家具の上を隠す意味ありもありますので、重宝します。

事務所家具、GT-101事務所家具、GT-101

専門機器を収納するための、事務所、オフィス用の、特別仕様棚。

各面が、この様にくり抜いて空いているのは、コンセントや、各配線のためであるのですが、なぜこのいち課?なぜ、この形状、この大きさのカットかは、この、オーダー家具を、使う人でないと、よくわからない部分があります。
この様に、基本設計を、書いていただき、その後、製作図面を、CAD図で書いてもらう事で、後から確認してもらうしかありません。
仕事と、使いやすさは、それに携わる人だけが、分かる事です。
特別仕様、特殊加工は、オーダー家具を作る側と、仕様を考える側が、お互いに、何度も図面のやり取りをして、納得して出来上がります。
特別仕様、特殊形状、特殊加工の場合は、ぜひごセ横断ください。

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事務所既存棚の上に、上乗せ棚を、オーダー家具で、考えてみた。

事務所、オフィスの、梁下~既存棚上まで、エアコン横のスペース、最適な、内寸の奥行など、いくつかの条件を入れていくと、おのずと外観寸法が出てきます。
プラスティックの、レターケース、ファイルボックスなど、合理的な、スペース棚を業務用として設置してみましょう。

業務用整理棚、すき間棚・GT-009

●オーダー家具の、デザイン、設計、製作、仕様など、
なんでもお気軽に、お問い合わせください。

丁寧にお答えいたします。

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