間仕切り、向き違い棚、壁一面システム棚、オーダー家具設計のポイント。
間仕切り棚、両面使い棚、向き違い棚、壁面いっぱいの棚など、
オーダーならではの仕様の家具を計画できます。
L字型、間仕切棚
L字型の間仕切り棚は、市販品ではできない。
・間仕切り棚は、オーダー家具ならではと言えます。
市販の家具は、通常は、背面化粧がされていません。
オーダー家具なら、通常化粧、フラット化粧、どちらの対応も可能です。
・向き違い棚は、市販品では、繋ぎ合わせることは、ほぼ、不可能です。
構造が、そのようになっていないからです。又、サイズが、向きを変えてぴったり合う家具は通常ほぼありません。
・オープン、ドア付き、引き出し、どちらも、向き違いの、組み合わせ対応が可能ですので、自由に設計してみてください。
家具を、L字型に組み合わせ、なお且つ、反対向きに配置する。などという組み合わせは、オーダー家具でないと、とてもできません。
ポイントは、「いかにきれいに組み合わせできるか」です。
ここは、図面を引いてもらい、確認をし、そしてさらに、組み合わせ家具として設置時きれいに揃う様に、つなぎビスを付けてもらう事です。
そして出来上がりが、この様な配列です。オーダー家具のこだわりが随所に出ています。
裏表、両面使える棚
裏表、両面使える棚は、間仕切り棚としては、合理的で、理想的です。
本棚など、間仕切りを兼ねた例の「間仕切り棚」「両面棚」です。
きれいに揃っている事が、重要です。背面は、もちろん化粧になります。
「本棚や、リビング棚を、裏表両方に使って、間仕切りの様にしたい」
ご要望は、よくわかります。
「なんだ、既存の本棚を、2台買ってきて、裏と表にすればいいのでは?」
と、一瞬思いますが、中々、そう簡単ではありません。
それは、通常、既製品の本棚などは、裏面が、化粧されていない場合が殆どだからです。
これは、製造コストの関係もあり、化粧無しの本棚、収納棚が多いのが現状です。
これは、ドア無しの本棚だけではなく、ドア付きの収納棚の場合も、多くの既製品家具は、ウエア面化粧がなされていません。
まれに、化粧がされている本棚、収納棚もありますが、やっと見つけたと思ったら、サイズが、こちらの希望に合わなかったり、一品物で、2個は無かったり、サイズで言いますと、幅、奥行き、高さ、それぞれが、希望と違ったり、中々思うような家具は、見つからないものです。
そこで、やはり、オーダー(特注)家具での検討となります。
オーダー家具ですので、使う人の立場に立った、幅、奥行き、高さ、ご希望仕様のサイズ、品質で製作が可能です。
間仕切り棚をお考えなら、オーダー家具が、手っ取り早く、思った通りの家具が手に入ります。
強度の面、技術的なもありますので、簡単なスケッチを書いていただき、Lide「リーデ」ご相談いただくのが、正しいやり方かと思います。
内容を確認し、出来るだけ低予算になる様、ご相談に応じます。
向き違いに、使える棚
向き違いに使える棚は、間仕切り棚として、便利な棚として、設計します。
ここでも、オーダー家具ならではの、特長が生かせます。
市販品の家具では、この様に組み合わせるのは、至難の事ですので、ここは、オーダー家具で設計します。
綺麗に揃う様に、図面を起こしてもらい、内寸、外寸とも、しっかり確認する事が大事です。
メジャーで、何度も測って、きれいに設置できるか、慎重に確認しましょう。
どこをドアにして、どこを、オープンにするかなど、技術的な面からも、アドバイスさせていただきます。
壁一面に設置する、壁一面システム棚。天井までの家具。
壁一面に設置する棚のポイントは、いくつかあります。
例えば、
①天井までの高さの、オーダー家具にするかどうか。
せっかくですから、壁一面の家具の場合、天井までの家具にしてはどうでしょう。
天井までの高さが、仮に、2,400mmとしますと、例えば、1,800mmの高さの家具を作ったとすると、どうしても、家具の上は「物置き?」になってしまいがちです。
又、ホコリも溜まります。
天井までの家具は、上下分割で製作し、つなぎビスでつなぐのが、一般的です。
これは、輸送や、搬入がしやすいためでもあります。
工場で、前面がきれいに揃う様に、ビスをお付けします。
高さが、1,800mmでも、2,400mmでも、地震対策は必要です。
一番いいのは、後壁にビスで、固定する方法ですが、他の、地震対策も可能です。
詳しくは、「家具の地震対策・壁への固定方法10のポイント」のページをご覧ください。
②テレビ、テレビボード台や、デスクも一緒に組み合わせた、オーダー家具にするか?
この写真の例では、デスクを、組み合わせています。テレビ台を組み合わせた、システム家具にする事も可能です。
引き出しも、ドアも、自分の使いやすいように、設計も可能です。
本棚の様に、すべて、オープンの棚にもできます。
イメージを、一度、ラフスケッチで、書いてみましょう。
③幅を、高さをどの様な寸法にするか?
「幅を、壁いっぱいになる様に、ぴったりとしたい」というお気持ちはわかりますが、実際は、ぴったりの寸法ではm入らなくなりますので、幅、高さ共、スペースより、少し小さく作ります。
奥行は、あまり欲張ると、中で、無駄なスペースが出来てしまい、金額も高くなります。
くわしくは、「幅、高さ、スペースサイズにぴったり収める、オーダー家具設計のコツ。」のページをご覧ください。
④幅いっぱい、高さいっぱいにすると、金額が心配。
そのとおりですね。このようなサイズでは、金額も相当かかります。(組み立て式では、お安いですが)
クレジットのお支払いで、分割でも出来ますが、後で、例えば、上部分だけ追加する事も、可能です。
オーダー家具ならではの、「追加発注」も可能です。
⑤具体的には、どうすれば、壁幅いっぱい、天井一杯のオーダー家具にすれば、いいかわからない。
具体的には、各、製作事例「オーダー家具のご提案(製作事例)一覧」をご覧になり、近いイメージを選び、一度、Lide「リーデ」にご相談いただくのが、一番いい方法かと思います。
丁寧に、ご相談に応じます。
ご質問、疑問、ご相談がありましたら、すぐにお問合せ下さい。
お電話でも構いません。(土日祝可)TEL:076-218-9555