台所用オーダー家具は、リビング仕切り収納棚として、多目的家具、デザイン家具としてインテリアにマッチする様に、設計、製作。

台所と、リビングを仕切りしたいので、オーダーのサイズで、台所家具を製作しました。/DT-087

台所、リビングの「堺」のこの位置、この場所に、しかも、ジャストサイズで、リビングとの間仕切り家具を考えてみました。

台所兼、リビングは、何かと収納が必要になります。
しかも、リビング兼、台所は、家族が一番出入りする部屋で、お客様を招き入れる部屋でもあります。
従って、ここに置く収納棚は、見た目もちゃんとした家具でなくてはなりません。
間仕切りという事もありますので、プラスティックや、既存の組み立て家具ではなく、しっかりした家具がほしいものです。
市販の既存品で捜してもいいのですが、サイズや、仕様は、満足いくものが中々見つからないものです。
例えば、サイズですが、この家具の場合は、仕切りも目的なので、サイズが、キチンの合っていなくではならないのです。
又、台所と、リビングの仕切りも兼ねますのせ、後ろ側、裏側も化粧してある必要があります。
この台所家具を作る目的としては、収納する品物が、主に、主に本ですが、そのほか、雑多になりますので、やはり、オープンの棚ではなく、ドア付きの棚(家具)にして、中の収納物を隠しておきたいところです。
仕様としては、サイズ、デザインから計算して、3枚ドアという結論になりました。
カラーは、台所、リビングの全体イメージに合わせ、オフホワイトが、に合いそうでしたので、その様な、設計となりました。
又、冷蔵庫、既存の食器棚、収納家具も、ホワイトですので、迷わず、ホワイトの選択となりました。
ドアは、ハンドル無しとし、マグネットプッシュでの開閉で、スッキリデザインの家具となりました。

既製品の市販家具では、捜してもこのサイズ仕様は見つからない。

オーダー家具で、大事な事は、収納品(中に入れる品)が、家具の内寸で、しっかり確保出来ているかどうかです。
せっかく家具を購入しても、内寸が小さく、例えば、内寸の高さが小さく、中に入れる事が出来なかった例は、沢山あります。
「もう、5mm高さがあったら、中にきちんと入るのに。とか、奥行きが少しだけ足りなくて、入りきらない。」
「引出しに入れたかったものが、あと少しではいらない」
などの事が、家具を買ってから、わかったりします。
これは、既製品、オーダー家具にかぎメニューらず、起こりうることです。
しかし、市販品、量産品では、このサイズ、この仕様は、見つからないと断言できます。
その理由は・・・・・・

市販品、量産品では、このサイズ、この仕様が見つからない理由。

市販品は、メーカの都合によるサイズ、仕様で、設計し、まとまった数を製作します。
つまり、ある程度、お客様が「こんなサイズ、こんな仕様なら、使ってくれるだろう」と言った予測に基づいて、設計製作を開始するのです。
当然ながら、そこには、個々のお客様の、意志は、存在しません。
だから、個々のニーズには合わない部分がでてきます。
でも、お客様、消費者は、どこかでサイズや、仕様を妥協して購入せざるを得ないのです。

サイズや、仕様を、メーカーではなく、消費者に合わせるのが今回の、リビングと台所の間仕切りオーダー家具なのです。

Lide「リーデ」では、オーダー家具のご注文を受ける前に、図面作成し、内寸、外寸のご確認をしっかり確認してから、ご注文をいただいております。
これは、例えば、棚板段数であっても、引き出しであっても、その内寸確認を、図面にて、させていただき、ご納得いただいてから、ご注文の承りとさせていただきます。

もちろん、わからない事、ご質問などは途中でもお聞きいただき、充分ご理解いただいた上でのご注文となります。

この、台所キッチンと、リビング仕切り収納棚の、製作ポイントは、下記の様になります。

  1. 全体としては、カラーを白で統一し、既存の家具との調和、バランスがとれるように、注意した。
  2. カラーは、天板を、メラミンとし、国産の一流メーカー品を使用して品質、耐久性に配慮した。
  3. 台所、ダイニング、リビングとは、この家具で、別の部屋の様な感じで、区切りが出来る様にし、従って、オーダー家具の裏面も、化粧を施した。
  4. 本を収納するにあたり、本が重量物である事も考慮し、中に縦の仕切り(中タツ)を入れる事として、棚板が長期使用で、下ってこない様に配慮した。
    ただ、左側の上部は、長いものも入れる予定なので、中タツは、無しとした。
  5. 右側は、壁になっているので、家具は、建物巾木除けの構造とし、すき間なく、壁にぴったり付けることが出来た。
  6. 中間棚板は、可動式で、文庫本など、小さな本にも対応できる様、棚板枚数は多めにした。
    (既製の市販品家具では、棚板追加は通常できないので、細やかな配慮も、オーダー家具ならではである。)

以上の事から、細かな部分まで配慮した、理想的な、満足できる家具となりました。
間仕切りとしての役割も充分で、自信の持てる一品家具です。