カウンター下棚は、コーヒーメーカー収納を考えた、オーダー(特注)家具。
コーヒーメーカーが使いやすい様に、ドア内にスライドテーブル棚を設置しました。DT-084
コーヒーメーカーは、蒸気を発生します。
かといって、普段は、ドア付きの棚内に収納しておきたいものです。
そこで、これらを解決する、コーヒーメーカーの事を考えた、カウンター下収納の製作事例です。
コーヒーメーカーは、ほぼ毎日使います。
これらのコーヒーメーカー機器を、露出しないで、しかも、蒸気を逃がす工夫をしたい。
そんな思いから、ドア内部にスライドテーブルを付けた、カウンター下の収納棚にしたかったのです。
又、オープン棚ですと、コード類が、露出してしまうので、それらを隠したいという事もありました。
ドア付き棚ですと、ホコリもかからず、ドア付き棚にしたいのも、家具の条件です。
そこで、頼りになるのが、オーダー家具での設計です。
この、カウンター下収納棚は、下記の特徴を備えた設計です。
・幅が、スペースにぴったりしている事。
左右は、壁ですので、スペースにぴったりとしたいのですが、下に建物の木枠(巾木)が見えています。
そこで、サイズは、建物の木枠(巾木)の内側ギリギリのサイズとし、壁とのすき間をフィラー(すき間板)で埋め込み、ぴったりサイズとしました。・高さも、ぴったりサイズである事。
高さは、カウンター下、ギリギリのサイズにしました。
カウンターとのすき間は、3mm程度です。
床からカウンター下までの高さを測る場合、手前の左右と、奥の左右の、合計、4か所を測り、その最小値から、3mm程度の余裕を見ます。
4か所も測るのは、床からカウンター下までは、意外と傾いていたり、ゆがんでいる場合があるからです。・奥行きは、コーヒーメーカーが、使いやすい奥行きである事。
ポイントは、コーヒーメーカーからコードが出ていますので、それらにゆとりある家具の内寸にする事が、大切です。
あくまで、内寸から算出していきます。・ドアについて。
建物巾木の高さに合わせてドアを作ると、ドア下が、大きめに空いてしまします。
そこで、ドアの高さのみ、下に少し伸ばし、バランスのいい感じになるようなデザインとしました。
ドアは、スプリングの入った丁番を使い、最後は、スプリングの力で、自然に閉まる部品を使用しました。
左右が壁の時、ドアは、ドアに引っ掛かって、開かないではないかという質問がよくありますが、壁があっても、うまく逃げながら、きれいに、フルオープンする「スライド丁番」を使用しています。・配線について。
今回、家具の後となる位置に、コンセントが見えています。
このままですと、家具にコンセントが隠れてしまいますので、家具の背板を、コンセント位置で、コンセントより、一回り大きくくり抜き、コンセントを、使用できるようにしました。
配線は、スライド棚の後ろを通して出来る様、スライド棚の後ろを少し空けてあります。・スライドテーブル(スライド棚)について。
スライド棚は、コーヒーメーカーの高さと、幅を、測り、そこから使いやすい内寸を計算し、設置しました。
スライドレールが、どのくらい、手前に出すことが出来るか、把握しておくことも、重要なポイントとなります。
これで、ぴったりサイズの、使いやすい「コーヒーメーカー収納を考えた」カウンター下収納が出来上がりました。
●オーダー家具の、デザイン、設計、製作、仕様など、
なんでもお気軽に、お問い合わせください。
ご質問、疑問、ご相談がありましたら、すぐにお問合せ下さい。
お電話でも構いません。(土日祝可)TEL:076-218-9555
初めての方でも、ご丁寧に対応いたします。
*ご注文~お届けまで。*「リーデ」の考え方。*素材構造など、何でもご質問ください。