すき間棚の製作例とポイント
すき間棚、すき間家具は、左右の隙間をしっかり確認する事が大事です。
①左右が壁の場合。
左右が壁ですと、測るのは、手前の左右壁間と、奥の左右壁間の、合計4カ所の測定が必要です。
壁は、意外と少し傾いていたり、平行になっていない場合があるからです。
又、建物巾木(壁と床の木枠)がある場合は、その内側からの測定になりますが、建物巾木を避けて、オーダーすき間家具を設計する事も可能です。
左右の隙間は、小さい幅のもので、左右合計、5mm以上、大きい幅の場合は、合計10mm程度は空けるようにした方がいいでしょう。
すき間棚、すき間家具は、せっかく作って入らないと、大変な事になりますので、慎重な、スペースの計測がたいへん大事です。
②左右どちらかが壁に、すき間棚、すき間家具を設置する場合
上記同様、建物巾木(壁と床の木枠)があるかどうか、確認しましょう。
もし木枠がある場合、それを避けて、壁にぴったり付けたい場合は、「巾木避け加工」が必要になります。
その場合は、建物巾木(壁と床の木枠)の厚みと、高さを、Lide「リーデ」までお知らせください。
③家具や、冷蔵庫の間の隙間に入れる場合。
家具、冷蔵庫などの場合、隙間は、10mm以上取った方がいいでしょう。
冷蔵庫は、少し振動がありますし、家具は、元の家具を傷つけないという理由からです。
④すき間棚、すき間家具の奥行の設計。
奥行は、もし、建物巾木(壁と床の木枠)がある場合、巾木の手前から家具を置くか、
それとも、巾木避け加工をして、後壁にぴったり付けるかで、奥行寸法の設計が変わりますので、その点を留意する必要があります。