電動ドライバーの使い方(ドリルドライバーと、インパクトドライバー)
電動ドライバーの使い方と選び方。
初めての方でも大丈夫。充電式電動ドライバーの上手な選び方と、使い方。(ドリルドライバーと、インパクトドライバーの違い)
電動ドライバー(ドリルドライバー)の選び方
(ドリルドライバーとインパクトドライバーの違いは、下の方に解説)
電動ドライバーはめったに購入するものではありません。
一般的な呼び方は、「電動ドリルドライバー」とかとも呼ぶように、もちろんドリル
」としても使え、鉄板でも穴あけが出来るものが殆どです。
せっかくですから、機能のポイントをしっかり抑えて購入しましょう。
購入のポイント
1:ドライバー先端がワンタッチで交換できるか?
道具がいらず、手で廻して脱着できるものが便利です。いわゆるキーレスチャックです。
(最近はほとんどがこのタイプです)
2:ドライバー、ドリルは、太いサイズまで取付できるか?
少なくとも、6.5mm以上のドリル刃は取付できるものを選びたいものです。
出来れば10mmはほしい所です。
3:パワーは充分あるか?
充電パックのボルト値がポイントです。9V以上~12v程度はほしいものです。
4:バッテリーは2個付いているか?
バッテリーは、予備を含めて2個以上ないと、作業途中でバッテリー切れすると
情けない事になります。
5:充電時間は早いか?
充電時間は重要です。30分から45分くらいのスピードはほしい所です。
6:当然クラッチ付と、右回り、左回り切り変えスイッチです。
クラッチの付いていない電動ドライバーはないと思いますが、一応確認が必要です。
クラッチは使いやすいか、動かしてみて確認してみる事が必要です。
又、切り替えスイッチは動かしやすいか?壊れそうではないか?も、自分で動かして確認してください。
7:欲を言えば…
先端を照らすライトもほしい所です。又、予備バッテリーで、ライトスタンドになる
オプションが付いたものもあります。
初心者用で、7千円から1万円前後でいい製品がたくさん販売されています。
中級者用なら2万から4万くらいでしょう。じっくり選んで決めましょう。
でも、「予算があまりないよ」という方は、コード式の製品も出ています。
こちらは2千円弱から販売しているようです。
電動ドライバーの上手な使い方
電動ドライバーは大変便利な道具です。こんな便利な道具はありません。
ネジ(ビス)を締める時に大変なパワーを発揮して締めてくれます。
女性の方でも充分使う事が出来ます。いや、力の弱い女性の方だからこそ、
是非使っていただきたいものです。
<上手な使い方。ネジ(ビス)を締める場合のポイント>
1:まずはドライバービット(軸)に合ったネジを使う事が最も重要です。
ネジに合わせてピッタリ来ればOKです。間違ってもサイズの合わないドライバーで、
違うネジを締めない事です。
うまく締まらないだけでなく、ねじ山を一瞬で壊してしまいます。
ネジとドライバーついて詳しくは「ドラーバーとネジの使い方」に載せておきました。
2:次に、ネジ(ビス)に対し必ずドライバービット(軸)を直角に当てることです。
直角とは、ドライバーの軸と、ネジが一直線になる事です。
斜めになるとネジとドライバービットがかみ合わず、うまく締められません。
しっかり、ビス頭にドライバー先端をかみ合わせてから、スイッチを入れる。
噛み合わないままだと滑ってしまいビス頭の山を壊してしまいます。
3:初心者の方は下穴をあけてからネジ締めする方法をお奨めします。
(下穴が空けやすい専用の、細いドリル刃も販売されています。)
尚、Lide「リーデ」のオーダー家具はすべて下穴は空けてあります。
4:ネジを締める時は。最初にゆっくり廻していきます。
初心者の場合は、まっすぐ入らず、ネジがぐらぐらしますので、やはり少し下穴を
開けてから、締めた方がいいでしょう。いきなりのフル回転は、滑ってしまいビス頭
の山を壊してします。最初は優しくスタートしましょう。一定のスピードでゆっくり
廻していくのがコツです。
クラッチは、ネジ大きさや、素材の硬さにもよりますが、中間位置くらいにして、徐々に
様子を見ながら調節して見ましょう。初めての方は、いらない破材でテストしてみましょう。
5:電動ドライバーは、電動ドライバーのお尻の部分を手の平で包むように添えてやると
一直線を保ちやすく、力が入ります。回す事よりも、ネジにまっすぐ力を加えるとうまく
入っていきます。
電動ドライバーの場合、回す事に対しては力はいりませんので、しっかりドライバーを持って
体を使って(体重を預けるようにして)まっすぐな方向に力を入れて、締め上げます。
初心者の方や、女性の方は怖がって、どうしてもこの「体重を掛けて回す」という事を
しない為にネジ山から外れてしまったり空回りしてしまいます。
6:一番最後は、よりしっかりと体重を預けて、力を入れて締め上げます。