天井までのすき間棚を、壁と既存整理ダンス家具の間に、ぴったりとオーダー(特注)設計する。

既存家具(整理ダンス)と、壁の間の、微妙な隙間。どうしていますか?このすき間を、新しい家具で、埋める事を考えましょう。TN-059

既存家具と、壁とのすき間、どうしていますか?

既存家具を購入する時、初めから、ぴったりサイズとはいかないので、どうしても、すき間が出てしまいます。
このすき間、皆さん、どうなさっていますか?
・何か、細長い物を立てかけておく。
・すき間をそのまま放置。
・すき間に入る少し小さめの、既存家具を新たに購入する。
1、2共に、ホコリが溜まってしまいそうですね。
1は、掃除の時に、「細長い物」を。いちいちどかさなくてはおー、掃除が出来ません。
3ですが、結局は、ぴったりは無くて、結果、すき間が出来てしまいます。
3の場合、幅が小さい、市販品の家具は、奥行きも小さく高さも小さいものです。
結局、幅、奥行き、高さとも、中途半端になってしまいます。
結論からいいますと、
すき間を何とかしようと思ったら、オーダー家具しかない、ということになります。
オーダー(特注)で、家具を作るのです。
オーダー(特注)で、すき間棚(家具)を作ると、いい事がたくさんあります。

ぴったりサイズの、オーダー(特注)隙間家具は、利点がたくさんある。

例えば、

  1. 幅がすき間にぴったりなので、ホコリが、ほぼ入らない。
  2. 奥行きが、隣の既存家具に、ぴったり合わせることが出来る。
  3. 高さを天井までの高さにすることが出来る。
  4. 天井までの高さにすると、ホコリが、溜まらなくなる。

ぴったり家具にすると、オーダー(特注)すき間棚にすると、なぜ、ホコリが溜まりにくいのでしょうか。
このすき間に何もないと、ホコリは、床面にのみ、集中して溜まります。
集中して溜まったホコリは、量も多く、とても目立ちます。
棚を設置する事により、ホコリは、各棚板の上に、分散して落ちます。。
一番下の棚板も、上の棚板が、カバーする事になり、各段の棚板は、手前の方に少しづつホコリが溜まる格好になります。
従って、ホコリは、分散され、掃除もしやすくなるという訳です。
この製作事例の場合、天井ギリギリの家具となっています。
最上段の、天板は、確かにホコリが溜まりますが、床面に比べると、はるかに少ないホコリしか溜まりません。
なぜなら、ホコリは、床に近いほど発生し、床に落ちるからです。
天井近くの棚板や、天板に溜まりにくいのは、通常の生活で、ホコリが天井付近まで舞い上がる事は、ほとんどいないからなのです。

この製作事例の様に、幅いっぱい、天井高さいっぱいに、家具を作る事は、利点が多くあり、意味のある事なのです。
単位、見た目がすっきりして美しいだけではないことが、これでお分かりいただけるかと思います。

この製作事例では、上下、2分割で、棚を作ってあります。
搬入がしやすい事と、輸送面で、有利だからです。

このすき間というのは、どうしても、中途半端な数字です。
例えば、235mmとか、270mmどか、後で、すき間を埋めるための、市販家具を買おうと思っても、そうぴったりの家具は、ありません。
この製作事例では、幅が、250mmです。
この棚の用途としては、オープン棚ですので、本の収納などに向いていますが、そのほかにも使い勝手がよさそうです。
この、わすかなすき間、250mmに、天井までの高さの棚を設置すると、とても大きな収納スペースが生まれます。
特に、着眼点は、奥行きが、580mmと、とても深い為、本棚だけの用途ではなく、幅広く、たっぷりした収納空間が生まれました。

幅=250 奥行き=580 高さ=1,220 +1,880mm
合計高さ=2,400mmと、天井いっぱいに設計された家具です。

この様に、わずかは幅のすき間であっても、オーダー(特注)で、収納棚を作れば、とても大きな収納空間となり、片付けが一気にはかどり、見た目もよく、ホコリも溜まりにくく、一石二鳥ではなく、3鳥にも、4鳥にもなる魅力が生まれる事でしょう。