上手な整理整頓とは?意味を知っていますか?

上手な整理整頓
整理整頓の意味知っていますか?

「整理、整頓」…よく使う言葉ですね。

会社やお店に勤務されている方は、勤務先の上司方から口すっぱく言われてる方もいると思います。
言葉は、毎日のようによく聞くけど、「あまり意味を理解していない。」と言う方もいるかと思います。
一般的によく言われる意味。一般的には、
整理とは「 いらないものを捨てる事」
整頓とは「いるものを取り出しやすくすること」
といわれており、小学生でもわかる言葉ではありますが、これの本質がなかなか理解できないのが実際の所です。

Lide「リーデ」では、先ず、ご家庭のお部屋に関しての「整理、整頓」を考えてみたいと思います。

ご家庭でいう「整理」とは?

「整理」のコツは、それはまず減らすこと。 物を捨てる。とは言っても、個人のものは、よほど古くならない限り、中々捨てられないものです。
又、古くなったものでも、愛着のある物とか、思い出のある物は捨てられないですよね。
問題は、「単に取って置く物」と「捨ててはいけない物」この辺がごっちゃになっていないでしょうか?一度頭の中を整理して考えてみましょう。
一口で、捨てると簡単に言いますが、捨てるには、勇気が要ります。なぜなら、人は本能的にもったいないという本能?見たいなものが働くからです。これは、特に日本人のような、農耕民族に強いような気がします。
では、「整理」する際に、「捨てる」と言うのと、「他人で再利用する」それと「自分で再利用する」に分けて考えてみたらどうでしょうか。
A「捨てる」
つまり、「捨てる」は、完全にゴミとして、ゴミの日に可燃物や、不燃物、再利用に分けて所定の場所に出すことで、物そのものの価値は無くなってしまう事です。但し、資源ごみなどは素材として、再利用される事になります。
B「他人に再利用してもらう」
まだ使えそうな物を家の中からなくす為には、他人に再利用してもらうことです。
1:人にあげる
2:フリーマーケットに出す。
3:ネットオークションに出品する。
4:リサイクル店に引き取ってもらう。
と、この様に色々考えられます。他にも方法はあるかもしれませんが、1,2,3は何かと面倒くさいものです。特に1:の人にあげるのは、物あまりのこの時代、たとえ新品でも「いらない」といわれる確率が高く、]勇気もいるものです。
一番手軽なのは、4のリサイクルショップに持っていくことです。買い物に出たついでに持っていくだけで随分と家の中が片付きます。又、第5の方法として新品の場合は「燃えないゴミの日」などに「新品です。どなたか持って言ってください」と張り紙をして出しておくことです。多分すぐに誰かもって言ってくれます。
人間「新品」「ただ」と言う言葉に大変弱い動物です。(笑)但し、雨の日はやめておきましょう。
C[自分で再利用する」
「自分で再利用する」には、4通りあると思います。
1:今はすぐに使わないが、少し古くなってまだ使えるものをいつか使おうとして取っておく事です。
例えば、少し古くなったけど、ゴミとして捨てるにはもったいない「洋服」「陶磁器」「電化製品」など色々です。これらのものは、「普段はます使わないけど、一応取っておく物」です。
2:次は、普段は使わないけど、「たまに使う」「時々使う」物がこの分類に当たります。例えば、「普段は着ないけど、おしゃれしたい時にたまに着る洋服」とか、「特別な日や、大事な来客の時だけ使う陶磁器」などは、この分類になります。
これらの分類の仕方は「ゴールデンスペース」に詳しく書きます。
3:いわゆる思い出の品などが、次の分類です。「再利用する」という言葉がふさわしいかどうかは別として、これも、「自分で再利用する」ということに変わりはありません。当面は見たり使ったりしないけど、しまっておく「大切な思い出の品」などが、これに当たります。「特に大切な写真」などもこの分類に入るかもしれません。
4:そして、最後の分類は「もらい物」です。一番のくせものがこれです。一番いいのはもらい物はすぐに普段使いで使う事ですが、そうも行かない場合は、2の来客用に入れるか、気に入らないものは、前の分類のBの他人に再利用してもらう。に入れる事で処分しましょう。すぐに処分してしまう事が重要です。

以上のように、AとBの方法は、すぐに家の中からなくなるので「整理」と言う意味から、すぐに実行したいものです。たまってから「その内」ではなく、都度すぐに実行です。
さて、Cの「自分で再利用する」は、ここが次の項目の「「整頓」に当たります。

整頓ってなに?

前の項目の、「整理」の考え方が理解でき、捨てる事が出来た人は、9割「整理、整頓」が出来、家の中が片付いたと言えるでしょう。残りの1割は…そうです。「実行」です。
さて、では整頓は、どのように考えればいいのでしょう。
ここでは、考え方だけ書いておきます。実際にどの様にやればいいのかは、別ページでご説明します。
一般的な考え方としては、「何でも分類する事です」とか「出したものを所定の位置に戻す事です」とか言われていますが、これが、頭の中ではわかっても実際となると、どうすればいいのかわからないというのが現状です。
一般的には
1、分類する
2、置く場所を決める
3、取り出しやすく置く
4、出したら元の位置に片付ける
みんな、理屈ではわかっていますが、会社なら、上司にガミガミ言われ、しぶしぶやっているかもしれませんが、家庭では{無理、無理」と言う方も多いと思います。
いや、会社であっても、社員一人一人のデスクの中までは、個人任せになっています。
しかし、難しい分類などをしなくてももっと簡単な方法はないものでしょうか?
そもそも分類そのもんが難しいのです。なぜなら分類には色々な角度があるからです。
例えば、写真を分類するにしても、「行事」で分類する事も出来るし「年月」で分類する事も出来るし「個人名」で分類する事も出来るからです。
あまり複雑な分類にしてしまうと、その分類そのものも忘れ、かえって混乱してしまう事になるかもしれません。
会社でも、一番効率が落ちている時は、物を捜している時間だといわれています。作業そのものより、捜す時間が長いという事は、準備万端整えておけば、すごく早く仕上がるという職人さんなど、プロの仕事ぶりからもわかります。
そのためには、分類をしっかりする事が大事なのですが、家庭においては早々難しく分類できる人ばかりとは限りません。
そこで話は、元に戻りますが、先の「整理」のところでお話した、「自分で再利用する」という4つの分類から「整頓」を始めてはいかがでしょう。続きは、なぜ片付かないあなたの部屋のページで。

「なぜ片付かない?あなたの部屋」の、ページへ。

あなたのお部屋は、なぜ片付かないのでしょう。
もう一度考えてみましょう。

「ゴールデンスペースとは。」の、ページへ。

ゴールデンスペースとは、何でしょう?例えば、食器棚などで、合理的にスマートな整理整頓に欠かせない知恵です。

「こんなお部屋になっていませんか?」


あなたのお部屋は、こんな風になっていませんか。上手な片づけを考えてみましょう。