オフィス用オーダー家具を、一つの会社ビルの中の、事務所、会議室、食堂に、トータル設計、ご提案、搬入した事例です。

オフィス専用家具と言えば、スチール製も多い様ですが、やはり、木製のオーダー家具なら、あたたかみや、質感があり、くつろぎの雰囲気をかもしだせると思います。
木製は、その質感、存在感から、職場に、安らぎ感を与えます。
又、金属製の既製品と違い、きめ細やかなサイズと、仕様設計が可能です。
ここに、ご紹介する製作事例は、企業内ビルの中の、事務所、会議室、食堂にオフィス家具として、オーダー家具をご提案、設計、搬入した事例です。

●事務所用オーダー家具の、設計ポイント

オフィス、ファイル棚の外観設計。

事務所の形状に合わせた、コの字型の家具のレイアウトは、オーダー家具でピッタリサイズ。

この事例では、写真には、写りきっていませんが、この、オフィス、ファイル棚を、壁に沿って、コの字型に配置してあります。
構成は、コの字壁面に沿って、ローボードタイプの両ドア収納棚×3連結+5連結+3連結の、システムオーダー家具。
外観としては、縦型ブラインドの下に、干渉しない事が重要になります。
又、幅が、壁面ぴったりの設計にする事は、見た目のスマートさから、何より重要となります。
奥行きは、収納書類の、ファイル、ファイルボックスの奥行に、無理なく収まる様、内寸に配慮が必要です。
奥行きは、使いやすさからくる、内寸、そしてそこから割り出され外寸、つまり、結果としての「機能美」が求められます。
内部の書類が、無理なくきれいに収まり、建物柱と、ぴったり合うという、外観と、内部の機能性を、どこでうまく折り合わせるかが、設計のポイントと言えるでしょう。
幅、奥行き、高さは、書類整理が無理なく出来る機能性と、部屋スペースを有効活用でき、作業効率が上がる設計となる事が重要です。
具体的には、収納する書籍類、ファイル類の、本やファイルの大きさで、各段の高さを決めていくべきで、そこからもっとも無駄のない、効率的な収納とるのです。
限られた、事務所スペースを、均等割りの棚を、数台つなぎ合わせた設計となりますが、左右の空きは、各、10mmていどにおさめ、そこを、均等割りにすることです。
数台の家具を繋ぎ、そのまま床に置くと、前面が、きれいに揃わなかったりします。
左右は、工場できれいに揃う様に調整し、つなぎビスを付けています。
複数台繋ぐと言っても、テーブル天板だけは、できるだけ繋がず、フラットになる様、大きな板を使用します。
テーブル天板のつなぎ目も、フラットになる様、工場で調整後、出荷します
オーダー家具でも、スペースと同じぴったりサイズに設計すると、入らない事が館和えられるため、最後のすき間は、埋め木(フィラー)により、ピッタリはめ込みます。
既製品では、微妙なサイズが合わない事から、端は、違う幅サイズとなったり、変に、空きスペースになったりしがちです。
又、この事例の様に、コーナーに、ドア付き棚をセット、設計する場合も注意が必要です。
角のドア同士が、ぶつからない様、設計上、注意が必要です。
家具のドアは、この場合、ハンドルにしました。
マグネットプッシュなどを使い、ツマミや、ハンドルを無しにする事も可能ですが、やはり、長年の使用で、汚れが目立ってきます。
この例では、ハンドルを、金属製とし、いつまでも美しく、且つ、メンテナンスも容易な事として、金属ハンドルとしています。

オフィス、ファイル棚の内部設計。

ドア内の、可動棚板は、書類、ファイル、本など、重い物が入りますので、設計上は、600mm以内で、設計する事が、重要です。
これ以上のサイズですと、長期使用で、下がってくる恐れがあるからです。
例えば、A4の本を、600mm幅で、びっしり並べると、約、7~10Kgとなりますので、注意が必要です。
内部の可動棚板調整の、棚ダボ間隔ですが、この事例では、ほとんどが、決まったサイズのファイル、書類、書籍なので、50mmピッチとしました。

オフィス、ファイル棚の素材。

素材について。
この家具の素材は、一流メーカーの国産高級化粧板、(メラミンや、ポリなど)を使用しています。
<家具素材の耐久性>
汚染除去性素材
耐汚染性だけでなく、汚染除去性にも優れています。
耐汚性
油性マジックなどの汚れが取りにくい場合、アルコールなどをご使用いただいても素材本体には、全く影響しません。
耐油性
表面は油汚れにもきわめて強く、例えば、サラダ油が染み込んで入ってしまう等といった現象も起こりません。
耐薬品性
アルコール液で汚れを拭き取っても、素材に影響しません。、アルコールでも素材に変化はありません。
耐生活汚れ
一般的な生活汚れのハードな試験にすべて、合格しています。
 (紅茶、コーヒー、ミルク、煎茶、食酢、ソース、醤油、クレヨン、事務用インキ、マジックインキ)
スリ傷に強い素材
スチールウールや、陶器による繰り返し磨耗による傷、つまり使用中の劣化や、
組み立て中の傷に対する性能に優れています。
耐熱性
カップの飲み物など、熱に強い素材です。耐熱性があり、素材変化を起こしません。
・沸騰したお湯の入ったヤカンを直接乗せても変化はありません。
耐水性
水に強い素材
表面が水に濡れても、中に染み込む事はありません。
(ご注意;表面は耐水性が充分ありますが、芯材は浸水性があります。)
健康安全性
健康に影響、問題がない安全な素材です。
最も安全とされる最高級の素材を使用していますので健康面では全く問題がありません。

●会議室用オーダー家具の、設計ポイント

会議室での、オーダー家具の設計ポイントは、次の条件です。
①天井までの、ドア付き収納が必要な事。
②下部分のドアは、全てカギ掛かる設計とする事。
③カラーは、椅子の雰囲気、会議テーブルの雰囲気と、違和感のないカラーとする事。
構成は、天井までの、上下セットの両ドア棚×5連結+右にローボードタイプの、収納棚×1台のシステムオーダー家具。
設計は、事務所のオーダー家具の設計と同じで、決まったファイルや、書類が、きれいに収まる、幅、奥行き、高さである事。
ドアの部分は、下が、鍵付きであるため、上のドアは、イメージを合わせるため、ハンドルではなく、ツマミとしました。
鍵は、個々の別々のカギ、及び、全てのドアを開ける事の出来る、マスターキーが使える事としました。
先ほどの、事務所棚と同じく、壁いっぱいの家具としたいので、幅幅スペースと全く同じ寸法にすると、入らない可能性もありますので、それより、左右それぞれ、各、10mm程度は、小さく設計します。
高さも、天井いっぱいの家具としたいので、スペースより、小さく作ります。
左右の空き、天井の空きは、埋め木(フィラー)にて埋め、ぴったり棚とします。
幅のスペースに対し、ピッタリと均等サイズで、割り切る事が出来るのが、オーダー家具の、いいところです。
均等の、ドア幅(家具幅)にすると、見た目がとても美しい家具となります。
オーダー家具のすばらしい特徴と言えます。
木製ならではの、しっとりとした、落ち着いた会社にふさわしい会議室家具となりました。

●会社食堂用(社員食堂)オーダー家具の、設計ポイント

この社員食堂では、次の構成となっています。
①左側、作業カウンターテーブル。
②真ん中、食器棚。
③右側下駄箱
カウンターテーブルは、食器洗いシンクのすぐ隣にあり、食器、食材などの、作業スペースとして使い、カラーは、シンクテーブルと合う様、ホワイト。
高さや、形状にこだわり、テーブル天板は、左奥が、シンクと、窓壁の間にぴったり入る様、狭くなっており、奥行きは、275mm、右側が、隣の本棚や、下駄箱と合うように、350mmとなっている。
奥行きの違い部分は、カーブとし、デザイン性を高めた。
安定感を増すため、真ん中に足も立っている。背板は、後壁コンセントを隠さない配慮となっている。
食器棚は、隣のカウンターテーブル、及び、後壁と合わすため、ホワイトとした。
奥行きは、大きな雑誌なども入る、350mm、高さは、1,940mmの、外寸。
棚板は、可動式。
下駄箱は、シンクのドアとカラーを合わせた、濃い木目とした。又、汚れを目立たなくすることも目的としたカラーになった。
これで、会社食堂用(社員食堂)して、十分な機能性、デザインの、満足の出来るオーダー家具となった。